温故知新

2011/12/07

混沌とする、政治経済の世の中の渦中にあり、今花火業界は厳しい環境下の中に置かれています。その中で、お客様のニーズも状況も大きく変化しています。

私たちは、この激動の時代の中で、歴史が繰り返されてきたように、過去の先人が、激動の時代を乗り越え、克服してきたことを学び取らなければなりません。

今、世の中は、混沌とした中にあっても、物があふれ、使い捨ての様相を呈しています。
しかし、もう一度商売の原点に戻り、花火の製造とサービスに努めなければならないと確信しています。急がば、まわれというがごとく、今職人の原点の丁稚制度を見直し、商売の本質を学び、時代のニーズに適した製品の製造とこだわりを持ち続けることを信念としたいと思います。

その為に、より多くの皆様に、私どもの会社を知っていただくように努力しなければならないと考えています。
そして、花火に志を持った人材を雇用し、教育し育てていくことが、今後の課題であると思っております。

どんな逆境に接しても、不屈の精神と必ず成し遂げるという信念を持った人材を育てるために、当社では、物作りの原点に返り、農業をしております。花火と同じように、愛情を持って八十八の手間をかけ、つらいことも乗り越え、収穫の喜びを味わうことにより、花火つくりにも、生かしていこうと考えています。

その為に、当社では研修制度を設けて、幅広く将来の花火を天職の商売として、になっていただける人を、求めています。

憧れではなく、不退転の気持ちで臨み将来の糧としていただきたいと望みます。